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| イタリアの伝統食材 vol.3 |
2006.7.12 |
モッツァレッラ ディ ブッファラ - 水牛ミルクの美味しさ
モッツァレッラとは本来、水牛のミルクで作ったものです。その昔、水牛はインドからイタリア（ギリシャからという説もあります）に運ばれ、南イタリアの気候に適していた事から南イタリアで多く生息するようになりました。水牛のミルクからモッツァレッラが生まれ、今では南イタリアに位置するナポリがモッツァレッラの名産地として世界的に有名になりました。
牛のミルクでできたモッツァレッラは本来はフィオール ディ ラッテと呼ばれていますが、一般的には日本でも、イタリア国内においても、モッツァレッラと総称される事が多くなり、呼称上は水牛と牛の区別が薄れてきています。
しかし、呼称上での違いは薄れても、味は全く違うものです。水牛のモッツァレッラはミルクが濃く、クリーミーで、口当たりはマイルドですが、非常に深く、微妙な甘味と酸味があります。外側は中に比べると少し硬いものの、中はしっとりと非常にミルキーです。
弊社、取り扱いのモッツァレッラ ディ ブッファラはナポリで一番と評判が高い、バラのマークのデラ ローゼ社のものです。ローゼ社は社長のサルバトーレ コルソさんが生産量には拘らず、昔ながらの製法を守り、高い品質を維持しています。一口食べると、ギュッと水牛の濃厚なミルクが口に広がります。是非、お試しください！！
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